木曽義仲を大河に 周遊コースをめぐる
13/12/10
郷土の英雄の足跡を追う
木曽町が誇る歴史上の英雄と言えば木曽義仲。平安から鎌倉に時代が移る動乱期に活躍した武士は同町出身で、今も関連施設や史跡が点在する。周辺のゆかりの地域と連携して大河ドラマ化を目指す運動も活発化。実現を前に町内のスポットを巡って、今さらながら“先取り”しておきたい。
ドラマ化へは長野県のほか石川県、富山県、埼玉県でも取り組みを展開。木曽町では8月に開かれた「旗挙げまつり」で署名を呼び掛けるなど実現への取り組みが本格化してきた。
木曽町観光協会では、義仲のふるさととしてゆかりの地をめぐる周遊コースを設定、盛り上げを図る。義仲の生涯を絵や人形で伝える「義仲館」、義仲の菩提寺で義仲、母・小枝御前、妻・巴御前の墓碑を配する「徳音寺」、義仲を育てた中原兼遠の菩提寺「林昌寺」など義仲自身に触れるスポットは欠かせない。
また、義仲の戦勝祈願所「南宮神社」や、平家追討の戦勝祈願をした「旗挙八幡宮」で戦の跡を追ってもいいし、巴御前の伝説が残る「巴ヶ淵」で夫妻のロマンスに触れてもいい。
長野木曽 旅のおすすめサイト
- 木曽町観光協会【長野県】