観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

開田高原の雪原を行く スノーシューやかまくら

パウダースノーと景観をじっくりと

御嶽山麓の開田高原は、標高1100―1300メートルになだらかに広がる美しい大地。雪に白く包まれる冬は御嶽山の絶景はもちろん、スキーをはじめウインターアクティビティが充実する。

近年、「日本で一番寒い」とも称される同高原のパウダースノーの雪原をじっくり楽しむならスノーシューがおすすめ。開田高原マイアスキー場と開田高原観光案内所で用具のレンタルを用意しており、爽快な雪原散策に繰り出せる。

同スキー場は今シーズン、12月7日にオープン。「心の洗濯ロード」と名付けた2つのコースで御嶽山を間近に、乗鞍岳や中央アルプスなどの大パノラマを眺めながら原生林の中を進んでいく。

開田高原

御嶽山を眺めながらの
スノーシュー体験

同観光案内所からは、開田高原のシンボルでもある「木曽馬の里」へ。古くから育てられてきた木曽馬が今も暮らし、白樺林のなかでふれあいを楽しめる。大自然と木曽馬という木曽の文化に親しめるコースだ。

詳しくは、同スキー場 電話0264―44―1111、同観光案内所 電話0264―42―3350。

開田高原の冬のビッグイベント、2月1日の「かまくらまつり」も見逃せない。例年、巨大かまくらや雪のすべり台に子どもも大人も大喜び。木曽馬が曳く「馬ゾリ」やスノーシュー、スノーモービルなど雪原を全力で楽しめる企画のほか、開田が誇る夜の魅力、星空の観察会も参加したい。

かまくらまつり

かまくらがたくさん並ぶ。
子どもも大人も楽しい

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