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可睡ゆりの園(静岡県袋井市)

日本庭園にゆりの競演

初夏のわずかな開園期間にゆりが咲く可睡ゆりの園。今年は5月26日―7月8日に開園する。

3万坪の敷地の中心には池があり、周りの斜面をぐるりとゆり畑が囲んでいる。なだらかな丘を覆い尽くすように、黄色一色の区域や、カラフルな五色混色ゾーン、五色の帯が広がる丘など区分けが美しい。

可睡ゆりの園

5色の帯が広がる

園内に咲くゆりには2つの系統があり、前半のすかし系は、赤・ピンク・黄・白・オレンジと多彩で明るい印象。後半のカサブランカに代表されるオリエンタル系は、淡色の白・ピンク・黄色が基本で、香りを楽しみながら大輪の花を観賞できる。

どちらも1つの株に複数のつぼみを付け、開園中は次々と咲き続ける。

可睡ゆりの園

カラフルなゆり畑

ゆりは食用や薬用としても馴染み深い。また、ゆりの甘い香りは副交感神経に作用して人体のホルモン分泌を促すといわれる。

昼食は池端にある食事処で、ゆり根、つぼみの天ぷらを味わうことができる。うどんか蕎麦とサラダのセットで1300円。

休憩は桟敷席の甘味処で、お抹茶セット・あんみつ・白玉クリームぜんざいがおすすめ。

お土産には直売所でゆりの苗を購入できる。花が終わっても球根が残るので、毎年花を咲かせられる。

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