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桐生市の本町一帯、国伝建地区の選定へ

ノコギリ屋根の建物を現代風に活用

国の文化審議会はこのほど、桐生市の本町一、二丁目と、天満宮地区の一部を国の伝統的建造物群保存地区に選定するよう文部科学大臣に答申した。同エリアには、江戸末期から昭和初期に至る蔵造りや町家、ノコギリ屋根の工場など、様々な年代の歴史的建造物が約400棟あり、このうち建物171棟などが保存対象となる。

なかでも目を引くのがノコギリ屋根の建物。桐生の基幹産業だった織物工場として使われてきたもので、現在も200棟以上が残り、その数は日本一。ノコギリ屋根の建物は、今でも一部が織物工場として使われているほか、一部はアーティストの工房や飲食店、美容院として利用されている。

ノコギリ屋根工場

ノコギリ屋根の工場に
歴史風情を感じる

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