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食事処「潮風」新設 小豆島国際ホテル

「エンジェルロードの入口」として個人客増加

土庄町銀波浦の小豆島国際ホテルは7月18日、個人客向けの食事処「潮風」を本館2階にオープンさせた。“恋人の聖地”として知られる砂の道「エンジェルロード」に一番近いホテルとしてカップルを中心に注目を集めており、この個人客需要の増加に対応しようと、館内の宴会場をリニューアルした。

同ホテルは海に面しており、南側には弁天島が隣接。ここから中余島、小余島などへとつながる砂州が1日2回現れるため、いわば「エンジェルロードの入口」として昨今、個人客が増加しているという。幸せを祈願する絵馬やポストカードも販売しており、カップルなどから人気を集めている。

オープンした「潮風」は、これまでの広さ20畳の宴会場4室を、80人利用可能な食事処として一新。海を臨む落ち着いた雰囲気が漂う空間に、家具の産地として名高い飛騨高山のイスとテーブルを配したほか、小豆島特産のオリーブや醤油にまつわる書籍も展示している。

小豆島国際ホテル

落ち着いた雰囲気の「潮風」

また、小豆島唯一の酒蔵メーカーである森国酒造とタイアップ。地酒の飲み比べも実施している。

そのほか、来年開催の瀬戸内国際芸術祭に向けて、これまでの同祭にまつわる書籍が読めるコーナーを1階のカフェに新設するなど、個人客向けのサービスの充実を図っている。

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