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30年ぶりに新ゴンドラ導入 寒霞渓ロープウェイ

秋の紅葉、岩肌の迫力を間近に

「海の小豆島」はもちろん美しいが「山の小豆島」も見逃せない魅力に満ちている。その代表格が寒霞渓。小豆島のほぼ中央に位置する渓谷は、奇岩の凹凸に富んだ絶景が見どころで、瀬戸内海を一望する景観は気分爽快、心に清々しさを与えてくれる。特にこれから迎える秋は、鮮やかな紅葉に山々が包まれ、多くの観光客で賑わいをみせる。

寒霞渓山頂に向かうには「寒霞渓ロープウェイ」に乗車する。山麓の「こううん駅」と山頂駅まで全長約900メートル、標高差約300メートルを約5分で結ぶ。7月9日にはロープウェイを運行する小豆島総合開発が30年ぶりに新しいゴンドラを導入。従来と比べて窓が大きくなり、これまで以上に寒霞渓の美しさと迫力を間近に体感できるようになった。

新ゴンドラは1963年の開業から3代目で、2基を導入。大きさは幅約5メートル、奥行き約2メートル、高さ約2.3メートルで、足元まで伸びた大きなガラス張りの車体が特徴だ。四季折々の自然景観と渓谷に迫力をもたらす奇岩など見どころが眼前に広がる。定員は40人。

寒霞渓ロープウェイ

景観がより楽しめるようになった新ゴンドラ

運賃は大人往復1350円。団体は30人以上が同1220円、100人以上が同1080円。1日乗車券大人1900円もある。

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