女子旅の聖地・小豆島を旅する　のんびりした風土やロケ地

美しい自然風景と“風”　スクリーン彩る風景は女性の憧れ

小豆島には女性の心をひきつける“風”が吹いているようだ。瀬戸内海の美しい景観と、小さな島特有のどこかのんびりとした風土という旅人を魅了する魅力が潮風に乗って漂っている。古くは「二十四の瞳」、近年は「八日目の蝉」や実写版「魔女の宅急便」といった女性が主人公の映画の舞台として、また多くのテレビやＣＭでも映し出され、その魅力に憧れて訪れる女性も多い。今や女子旅の聖地になりつつある小豆島を癒しの“風”を感じながら訪ね歩く。

土庄町の銀波浦には１日２回だけ砂の道「エンジェルロード（天使の散歩道）」が出現する。引き潮時にだけ５００メートルほど先に浮かぶ余島が陸続きになるもので、ロードの中間点で手をつないだカップルは幸せになれるという噂が広まり、近年は訪れる人も増加している“恋人の聖地”だ。

小豆島らしいスポットといえばオリーブに関する施設。小豆島町のオリーブ公園は、オリーブの木に囲まれた高台に風車などギリシャ風の建物が点在し、映画「魔女の宅急便」のロケハウスを使ったハーブショップもある。同町の小豆島オリーブ園は、観光農園として約２千本のオリーブを栽培。産業用として日本最古の「オリーブ園の原木」をシンボルに、加工場やショップも備える。

自然体験なら同町の小豆島ふるさと村へ。小豆島ならではの自然や文化に触れる体験メニューが充実している。

小豆島のほぼ中央、同町中山地区には小豆島の風土を伝える風景が広がる。中山の千枚田は、８００枚超もの田んぼが段々に重なる棚田。日本の棚田百選にも選ばれており、秋には黄金色の稲穂が風に揺れ、日本の原風景を伝えてくれる。

「二十四の瞳映画村」も欠かせない。映画のロケセットがそのまま残り、一歩足を踏み入れれば、そこはあの名画の世界だ。

そしてここだけの味わいが女子旅を豊かなものにしてくれる。伝統産業の１つ、手延べそうめんは瀬戸内の温暖な気候のもとじっくりと育てられ、コシのある食感がやみつきになる。オリーブを食べて育ったオリーブ牛のヘルシーで深みのある味わいもぜひ。

香川小豆島 旅のおすすめサイト

• リゾートホテルオリビアン小豆島【小豆島】
• 小豆島国際ホテル【小豆島】
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