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宿に親しむ"宿調"始まる 旅館が三朝の観光スポットに

旅館の売りを知ろう 「お宿拝見」も可能に

三朝温泉旅館協同組合では4月から三朝の旅館を身近に感じてもらう「宿調(やどしら)」事業を始めた。同事業には旅館組合加盟の22施設が参加している。

観光客にとって温泉街にある旅館は、興味を抱く存在でありながら敷居が高いイメージがある。そこで旅館そのものを気軽に楽しみながら巡ってもらえる観光スポットとして位置づけた。

各旅館の玄関付近に共通デザインの看板を掲げ、各旅館が何を売りにしているのか、館内情報を人目でわかるように表示。また「お宿拝見」として各旅館が独自に設定した時間内は、観光客が気軽に入館できるようにした。スタッフによる館内ミニ案内や自由館内見学などを行い、旅館のイメージアップを図る。

宿調

共通デザインの看板
(写真は三朝館のもの)

旅館組合では「旅館を自分の目で確認してもらうことで、次に三朝でお泊まりになる際の選定のヒントにしていただければ」と話している。

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