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海の生き物を"体感" 越前松島水族館、多彩な展示手法で魅せる

海を楽しく身近に

越前海岸国定公園の越前松島水族館(坂井市三国町)は海洋生物たちの生態を様々な角度から楽しめる体感型の水族館。近年、新施設を次々に登場させており、より近くに生き物たちと親しめるようになった。

なかでもペンギンに関しての展示は充実の一途。「ぺんぎんらんど」はフンボルトペンギンの生息地の自然環境を再現。レプリカながらサボテンが生えたリアルな環境を造り上げ、土を掘って巣作りしたり、プールを泳いだりとリラックスしたペンギンたちの愛らしい姿が見られる。

また、直径5メートルのハート型水槽「Penguin Heart」は透明のアクリル製で、泳ぐペンギンを真下から眺められる。「ぺんぎん館」では水深3.5メートルの水中トンネルを泳ぐペンギンの迫力に驚くばかり。

そのほか、50種5千匹の魚を展示する「海洋館」では幅10メートル、水深3.5メートルの「海洋大水槽」のほか、幅3メートル、水深2.5メートルの水槽上に張ったガラスの上に寝そべり海上浮遊体験が楽しめる「さんごの海」が人気の的。イルカショーや、クラゲなどユニークな生物を展示する「おさかな館」、コンペイトウやオオグソクムシなど人気生物に出会える「こんぺいとうハウス」も見逃せない。

越前松島水族館

「さんごの海」で海上浮遊体験

今年はシルバーウイークということで、9月19―23日は21時までナイター営業。ナイトイルカショーやドクターフィッシュが入った足湯エステ体験コーナーも設ける。

水族館の入館料は大人2千円、小中学生1千円。団体割引あり。

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