郡上市－夜通し踊る夏の華　懐深い郡上おどり

15/04/06

徹夜おどりに観光客も参加して

郡上市は南部に小京都・郡上八幡、北部に山岳地帯と、歴史と自然に彩られた懐深いまち。昔から観光産業が根付き、今も旬の魅力を求めて多くの観光客が訪れる。

市の顔のひとつ郡上八幡は、周囲の山々とまちの中央を流れる吉田川が演出する風光明媚な自然景観、加えて郡上八幡城を中心とする城下町の歴史風情が相まって、どこか懐かしく、澄んだ雰囲気を漂わせる。

郡上八幡城は木造再建城としては日本最古の城郭。城下町では食品サンプルづくりや手ぬぐいづくりなど体験が楽しめる。水路が張り巡らされた町並みや、吉田川に飛び込む「吉田川の川遊び」など「水のまち」としても知られ、水の郷百選に選定されている。

郡上八幡の夏は「郡上おどり」。江戸時代から続く盆踊りで、日本３大盆踊りのひとつとして名を馳せる。７月中旬―９月上旬まで32夜も続き、夜通し踊り続けるお盆の「徹夜おどり」は特に賑わう。まちの各所で踊られ、観光客も踊ることができるのがうれしい。

また、北部を中心に11のスキー場があり、冬は良質な雪を求めて関西などから多くのスキーヤーが訪れる。しかし、夏のスキー場も見逃せない。ゲレンデを利用した西日本最大級のゆり園やジップラインなど見どころ、体験が充実。夏の郡上は魅力に溢れている。

ダイナランドの夏は
ゆり園へと一変

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