京都・岡崎十石舟(1) 古都の風情彩る桜を愛でる
13/03/13
京の春を川面から
古都の風情を春色に染める満開の桜。京都市左京区岡崎周辺に流れる琵琶湖疏水沿いの春は鮮やかな桜が彩り豊かに咲き誇る。この春の喜びを川面から楽しもうというのが「岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり」だ。
京都府旅行業協同組合や京都市でつくる岡崎桜回廊十石舟めぐり実行委員会が毎年実施しているもので、南禅寺舟溜り乗船場から夷川ダムまでの琵琶湖疏水を往復3キロ、十石舟に揺られながら約25分の船旅を楽しむ。
もはや京都の春の風物詩と言えるまでに定着してきた人気企画で、今年は3月30日―5月6日まで運航。桜開花から若葉の季節の京の風情を伝える。昨年の乗船客は天候不順や開花遅れで1万4700人程度と伸び悩んだが、今年は1万8千人を目標としている。
4月上旬に十石舟で疏水を進むと、疏水沿いの桜が満開に。桜の向こうに見える平安神宮の朱色の鳥居など見どころは十分だ。若葉のシーズンは春の暖かい風を浴びながらの水上観光を楽しむのも趣き深い。
運航時間は9時30分―16時30分で、15分ごとに出発。料金は大人1千円、小人500円、幼児300円。なお、雷注意報発令時など気象状況により運休する場合がある。
春花 旅のおすすめサイト
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