「リョーマ」充実のエリアCP 13年春夏は嶺北・仁淀川・高知市
日本一の願掛け・仁淀ブルー・花回廊 注目のワードずらり
高知県観光キャンペーン「リョーマの休日」の核となるのがエリアキャンペーン。歴史や花、グルメ、まち歩き、体験など多岐にわたるテーマで、地域の四季折々の「休日」を演出していく。県内各エリアが交替で展開しており、今回は2013年4―9月期のエリアを紹介しよう。
嶺北エリアは県北部に位置する山間の地域。高知道・大豊ICを起点に周遊を楽しみたい。
大豊町の「大杉の苑」には樹齢3千年の巨木「杉の大杉」が立つ。2株が根元で合着していることから「夫婦杉」とも呼ばれ、国の特別天然記念物にも指定されている。昭和の大歌手・美空ひばりさんが幼少時、日本一の歌手になることを願掛けしたことからパワースポットとしても浸透。これにちなみ13年4月から、「日本一の願掛け」絵馬も販売する。
土佐町では早明浦ダム堤内の施設見学がおすすめ。「四国の水瓶」と呼ばれる存在感を間近で体感しよう。
仁淀川エリアは県中部の仁淀川流域一帯。その水質の良さから今や全国区となった仁淀川での体験は高知県観光に欠かせない。
青く美しい「仁淀ブルー」を体感するには、中津渓谷がおすすめ。奇観が広がる秘境に遊歩道が整備されており、ゆっくりと歩ける。渓谷入口付近のマイクロバスでの有料輸送も検討中で団体旅行にもいいだろう。安居渓谷は透き通った青が美しく、「仁淀ブルー」が眼前に。新緑の時期は一層の鮮やかさが際立つ。
また、夏場の水辺利用率全国1位の仁淀川では近年、カヌー・ラフティング体験者が急増中。美しさとエキサイティングの競演を楽しみたい。
高知市エリアの春は、「花」をメーンにビッグイベント・企画が目白押し。一足早く訪れる高知の春が例年以上に鮮やかに輝く。
県立牧野植物園ではおもてなしを花で表現した「花皿鉢」を展示する「春のフラワーショー」を3月上旬―5月上旬まで開催予定。同園一帯が趣向を凝らした花々の競演で彩られる。4月5―7日(予定)には、高知城で「花回廊」が開かれる。夜の高知城を花と灯り、邦楽で和の世界を演出する。
また、来年は「よさこい祭り」が60回目。これを記念して映像や資料でよさこい祭りの魅力に迫る情報発信スポットが5月にオープンする。
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