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阿蘇の宿(1) 旅館大観荘/ホテル山王閣/湯巡追荘

旅館大観荘 明治から続く最も古い宿

【施設メモ】▽収容規模=20室、80人収容▽客室=オール和室▽チェックイン・アウト=16時、10時▽駐車場=20台▽浴場=男女別大浴場▽付帯施設=大広間80畳、中広間20畳▽旅行会社の対応=なし▽宿泊料金=8千円から1万5千円▽住所・電話番号・アドレス=阿蘇市内牧246 0967―32―0990 旅館大観荘ウェブサイト

創業は明治で、内牧温泉で最も古い旅館。アットホームなおもてなしが売りで、地元の野菜を使った天ぷらや小鉢が付いた田舎料理が好評だという。  料理の素材は女将の國光和子さんが仕入れに行き、その日の旬なものを提供している。旅行会社の対応はなく、予約は電話かインターネットで。老人会や九州内の利用が多い。

夏場は実業団や高校の合宿で忙しいため、一般客や家族客は宿泊しにくいそうだ。自慢の温泉は47・2度の源泉掛け流し。

旅館大観荘

旅館大観荘の外観

【女性記者の視点】大浴場は源泉掛け流しということだが、滝のように流れ落ちる源泉は湯船から常に湯があふれ出ており、大迫力だった。飲める温泉もある。

派手さはないものの、落ち着いた雰囲気には好感を持った。

旅館大観荘

滝のように流れ落ちる
源泉がある大浴場

ホテル山王閣 夏目漱石ゆかりの旅館

【施設メモ】▽収容規模=49室、200人収容▽客室=オール和室▽チェックイン・アウト=15時、10時▽駐車場=40台▽浴場=男女別大浴場、露天風呂、貸切風呂、露天風呂付き客室7室▽付帯施設=大広間200畳、中広間60畳、小広間25畳、20畳▽旅行会社の対応=なし▽宿泊料金=1万650円から1万8千円▽住所・電話番号・アドレス=阿蘇市内牧482―2 0967―32―0625 ホテル山王閣ウェブサイト

夏目漱石が1泊して「二百十日」を執筆した部屋をそのまま移築し記念館になっており、日本庭園には夏目漱石の銅像がある。庭園と記念館は宿泊者以外でも無料で立ち寄ることができる。

料理は赤牛や馬刺しをメーンにした会席料理を提供。大浴場は源泉52度の掛け流しの温泉で、露天風呂は内牧温泉で最も広く、同温泉内で唯一の混浴となっている。

ホテル山王閣

敷地内に広がる日本庭園

【女性記者の視点】ロビーから右方向に日本庭園が広がる。足湯もあり、そこに浸かりながら漱石の銅像や石碑、記念館を眺めるのもいい。

記念館には多くの著名人が訪れていることがわかる書などが掛けられている。

ホテル山王閣

内牧温泉で唯一混浴が
できる露天風呂

湯巡追荘 個性ある貸切露天が18

【施設メモ】▽収容規模=96室、350人収容▽客室=和室96室(そのうち露天風呂客室28室)▽チェックイン・アウト=15時、11時▽駐車場=70台▽浴場=男女別浴場2、貸切露天風呂18▽付帯施設=宴会場90畳、30畳▽旅行会社の対応=あり▽宿泊料金=8800円から2万1800円▽住所・電話番号・アドレス=阿蘇市内牧385―1 0967―32―0622 湯巡追荘ウェブサイト

阿蘇五岳を眺めながら温泉を楽しめる展望貸切露天風呂8つをはじめ、大人数でも広々と使える風呂、内湯タイプの樽風呂など貸切露天風呂が全18カ所あり、気に入った風呂に何度も入ることができたり、湯めぐりも楽しめる。

また和洋折衷の和モダンな客室が31室ある。このほか卓球やカラオケ、ビリヤード、ビンゴ大会など多数の無料サービスを提供している。

湯巡追荘

湯めぐりが楽しめる
様々なタイプの貸切露天風呂

【女性記者の視点】たたずまいやサービスまで、これまでにはないスタイルでとことん楽しめる。カップルや年配まで幅広い客層を持つ。

また縁日で他の宿泊客との交流ができたり、風呂に浮き輪があったりするユニークなお宿。

湯巡追荘

縁日も毎日実施

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