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昭和30年代の風景に懐かしさ あの日のおもちゃ箱昭和館

「あの日のおもちゃ箱 昭和館」は昨年9月にオープン。館長で画家の竹中信清さんが収蔵するイラストレーター・小松崎茂さんの作品300点をはじめ、大正末期から昭和初期に使われた生活用具や漫画、雑誌、ブリキのおもちゃを展示している。

少年の心くすぐる”小松崎茂”作品も300点

建物は旅館だった施設を改装したもので、1階の部屋ではお茶漬けや生卵のぶっかけごはんを食べることもできる。

館内は飛行機や戦車、バイクなどブリキのおもちゃ350点、昭和30年ごろの駄菓子屋や散髪屋を再現した部屋や、昭和10年代から30年代の少年少女向きの漫画雑誌1200冊をそろえている。

あの日のおもちゃ箱昭和館

旅館を改装した昭和館。
その名の通り、懐かしの空気感が漂う

なかでも竹中さんが25年前から作品を収集してきた小松崎茂さんは、戦争や空想科学をテーマにしたイラストレーターとして知られ、昭和館には遺作となった「戦艦大和」も収蔵。このほかゼロ戦や戦車、宇宙船など数多くの作品が展示されている。

料金は大人300円、小人150円。水曜日休館。

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