心の豊かさも育てる「おもちゃの街」 旅館組合が宣言
11/05/17
湯郷温泉旅館協同組合(尾高貢代表理事=竹亭)は2月に同温泉で開いた「第1回おもちゃサミット」で、「おもちゃの街 湯郷温泉」宣言を行い、採択した。
おもちゃ核にまちづくり 各地と文化の交流図る
宣言文は尾高代表理事が読み上げ、「私たちはおもちゃの持つ魅力を活かし、家族で楽しめる街づくり、おもちゃを通じて心の豊かさを育てる街づくり、おもちゃの文化を全国に発信する街づくりを目指し、日本中の人々におもちゃの素晴らしさを伝えます」と、おもちゃを核にしたまちづくりを進める考えを明らかにした。
現在、湯郷温泉には、美作地方に伝わる巨人をモチーフにした「三歩太郎(さんぶたろう)のからくり時計」、木製玩具やアンティークオルゴールを収蔵する「現代玩具博物館・オルゴール夢館」、鉄道模型とレトロなおもちゃや水島コレクションを展示する「湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館」、画家の竹中信清氏のコレクションを飾る「あの日のおもちゃ箱昭和館」など、おもちゃに関係する施設がそろう。
同温泉では「これからも、おもちゃの文化の交流を図りたい」と話している。