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フィギュアの聖地に 四万十町・海洋堂ホビー館

フィギュアの製作で知られる海洋堂のコレクションを集めた「海洋堂ホビー館四万十」が7月9日、高岡郡四万十町打井川にオープンした。

海洋堂の歴史とコレクションの集大成といえるもので、門外不出の作品から最新フィギュアまであらゆるホビーを大量展示。建物は2009年に廃校になった打井川小学校の体育館を改築した。

海洋堂の宮脇修一社長は「これからもフィギュアを使った施設は出てくるだろうが、日本全国のどこよりも早く施設を作った意義は大きい。また記念すべき一番目のミュージアムがオタクの聖地・秋葉原ではなく四万十町にできることは、都会人にとってわざわざ不便な場所に足をのばして見に行く『非日常を感じる』イベントになる。まさにホビーの聖地になる」としている。

入館料は一般(高校生以上)800円、小中学生400円。休館日は火曜日。開館時間は10―18時(入館は閉館の30分前)。問い合わせは、電話0880―29―3355。

海洋堂ホビー館は、廃校になった
小学校をカラフルに蘇らせた

なお、JR四国では予土線の窪川―宇和島間にフィギュアのラッピングや展示スペースを設けた「海洋堂ホビートレイン」を走らせる。7月9日から運行が始まり、「見て」「乗って」楽しめる列車が走りだした。気動車はキハ32型で1両。

夢が詰まった
海洋堂ホビートレイン車内

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