龍馬の志に触れる 寺子屋「龍馬」開校
11/07/11
体験で学ぶ土佐の風土
工作や書道を通して坂本龍馬の志に触れる「寺子屋『龍馬』～龍馬こころざし体験塾」が「『龍馬伝』幕末志士社中」のイベント広場で行われる。
期間は７月20日から２０１２年３月23日までの毎週水・木・金曜日。龍馬ファンや観光関係者らでつくる実行委員会が企画したもので、「乙女姉やんが語る龍馬の家族」（毎週水曜日）、「龍馬の言葉をなぞろう」（木曜日）、「龍馬が作った黒船を作ろう」（金曜日）をテーマに開校。いずれも10時30分、11時の２回開かれる。
「乙女姉やん―」は龍馬の家族が龍馬に与えた影響を似顔絵を見せながら語る。「龍馬の言葉―」は、「龍馬伝」の題字を手がけた書家の紫舟さんが書いた龍馬の言葉を薄く印刷した和紙を筆ペンでなぞり、龍馬の思いに浸ろうというもの。「黒船―」は「龍馬伝」の中で福山雅治さんが演じる龍馬が黒船のすごさを家族に伝えるために作った模型を間伐材のオリジナルキットを使って制作する。
志士社中入館者は無料で受講できる。「乙女―」は毎回先着30人、あとの２つも先着20人限定。
講義は龍馬や武市半平太に扮したスタッフが指導するが「観光客の皆さんに幕末の志士を育てた土佐の風土を知ってほしい」と参加を呼びかけている。
