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霊峰山麓・木曽町、復活のとき 夏秋の宿泊喚起でCP

7月から「いい木曽見つかるキャンペーン」

木曽町は霊峰・御嶽山麓に広がるまち。2014年9月の噴火という打撃もあったが、現在9合目まで入山規制が緩和されるなど観光復興は進んでいる。

加えて4月には周辺市町村と合同で「木曽路はすべて山の中」として日本遺産に認定。明るい話題とともに迎えた今年の山岳観光シーズンは、完全な復興へ大きな期待がかかる。

御嶽山

御嶽山は9合目まで入山可能。
雄大さは健在だ

噴火以降立ち上げられた木曽観光復興対策協議会は7月1日―11月7日、宿泊支援企画「いい木曽見つかるキャンペーン」を実施する。木曽町含め木曽エリアの宿泊施設へキャンペーンプランで宿泊すると、先着1万2千人に御岳ロープウェイと赤沢自然休養林トロッコの乗車券か2千円分の買い物券をプレゼントする。

噴火から1年が経った昨年の夏の木曽エリアの延べ宿泊者数は13年比22%減とまだ観光客は完全には戻っていなかった。それからさらに1年が過ぎた今年の夏。国や県、地元の連携の徹底がなされ体制が確立されるなど安全面には万全を期している。

同様のキャンペーンは噴火後の冬期2シーズンに行ってきたが、今年は初めて夏・秋の山岳観光シーズンに展開することで、一層の効果を期待している。

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