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鴨川市・菜の花満開「カモ旅」 いすみ鉄道の旅も

7千坪の大花畑 1月12日からイベント

鴨川の春は「菜な畑ロード」で幕を開ける。鴨川市役所付近の市道両脇の田畑7千坪を菜の花で埋めるこのイベント。期間は1月12日―3月17日。

期間中は花摘み体験が楽しめる。料金は10本で100円。団体は3日前までに鴨川市観光協会に申し込む。精算は現地現金払いまたは後日振込が可能。

また、提携宿泊施設に宿泊すると花摘み券がプレゼントされる。鴨川市には単純硫黄冷鉱泉の「鴨川温泉」と、炭酸水素塩泉の「小湊温泉」の2つの主要温泉があり、これらを引湯している宿泊施設が多い。鴨川市は南房総と外房のちょうど中間点に当たることから、房総観光の宿泊拠点としても使いやすい。

菜な畑ロードでは、期間中2、3月の日曜に「菜の花茶屋」を開店し地場産品を販売する。先着200人に温かい汁物をふるまうほか、宿泊券などが当たるくじ引き大会も実施する。

鴨川市観光協会では「旅さきで、もっとたくさん旅したい」を形にする鴨川流の旅、「カモ旅」を提唱し、ウェブサイトなどを通じてカモ旅情報を発信している。市内では鴨川市総合交流ターミナル「みんなみの里」で食用菜花摘みと試食、いちご狩りやフルーツトマト狩りも楽しめる。

「菜な畑ロード」は
一面菜の花の黄色で染まる

いすみ鉄道「菜の花列車」が行く

房総半島のいすみ市と大多喜町の27キロを結ぶいすみ鉄道。

3月中旬から4月上旬にかけて約15キロの沿線一面に菜の花が咲き、その風景のなかを走る車両は「菜の花列車」として親しまれている。

いすみ鉄道

いすみ鉄道の「菜の花列車」

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