観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

イサム・ノグチのアートと新レストラン 小豆島オリーブ園

新しい魅力充実

香川県小豆島町の小豆島オリーブ園は、3ヘクタールの敷地内に約2千本のオリーブを栽培する観光農園。シンボルである産業用として日本最古の民間の「オリーブ園の原木」はいまだに実をつける現役だ。農園として製造直売を行い、様々なオリーブ製品が購入できるのも魅力のひとつ。レストランや加工場も備え、散策や食を通してオリーブの島・小豆島を体感できる。

オリーブの魅力あふれる同園の楽しさを増幅させているのが、世界的彫刻家「イサム・ノグチ」の世界。2012年秋に設置された遊具彫刻が家族客の人気を集め、イサム・ノグチのアートギャラリー「ARTETRA(アルテトラ)」もある。瀬戸内国際芸術祭開催でアートの面でも注目が集まる小豆島にあって、その存在感は一層高まっている。

アルテトラはイサム・ノグチがつくった照明や家具、カップやソーサーといった雑貨などの作品を展示。照明作品「AKARI」シリーズは提灯をモチーフに和紙を使った同氏の代表作のひとつで、優しい灯りが癒しの空間を演出する。ソファーも設置されているので、ゆっくりと静かな時が過ごせる。

遊具彫刻は、同園オリーブの丘に設置。日常生活とアートを融合させたもので、スパイラルスライド、プレイスカルプチャー、プレイキューブという頭と体を使って遊べる遊具が並ぶ。

同園の魅力アップはこれだけにとどまらない。今年は園内のレストランを「オリーブパレス・レストレア」として4月にリニューアルオープン。もろみ味噌とたっぷり野菜の「ひしお丼」や地元特産のそうめんを使った和食、鍋和食、洋食など団体メニューも豊富にそろえている。ペットも同伴できるテラス席も完備している。

また、オリーブオイルのテイスティングやオリジナルのオリーブオイルが作れる体験スペース「LaboleA」も新設。所要時間は約30分で、料金は1千円。

小豆島オリーブ園

オリジナルのオリーブオイルが作れる
体験スペースも新設

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