ありがとう、そしてこれからも 山陽新幹線全線開業40周年(2)
15/03/10
レールスター、そしてのぞみへ
2000年に登場した700系の「ひかりレールスター」は、車両ごとに特色を持たせ話題を呼んだ。グリーン車と同じ両サイド2列ずつのサルーンシート、パソコンを使いやすいように電源やテーブルを備えたオフィスシート、車内放送が流れないサイレンスカーなどで構成。最高速度は285キロで、最速2時間45分。
そして11年には山陽・九州新幹線相互直通運転がスタートした。のぞみN700系が最高速度300キロ、新大阪―博多間を最速2時間22分で結ぶ。40年の間に1時間22分も短縮したことになる。
その間、88年には映画サービスを提供したシネマカー、95年には子ども向け遊具を備えたサロン付きの「ファミリーひかり」、14年にはプラレールのジオラマなど子ども向けのコーナーを設けた500系こだまといったユニークな取り組みも行ってきた。
JR西日本では「24億人ものお客様に支えられてきた山陽新幹線は、これからも安全性や乗り心地をさらに追求し、さらに愛される山陽新幹線を目指していきます」としている。
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