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こんぴら旅館組合、まち歩きなど商品化 着地型旅行で滞在促す/琴平

琴平・香川の魅力を体感

香川県・こんぴら温泉旅館ホテル協同組合は今秋から、琴平町周辺の魅力を盛り込んだ着地型旅行商品を販売する。こんぴら温泉宿泊客の連泊や滞在時間の延長をねらったもので、地元の観光資源を掘り起こして魅力を発信、地域活性化につなげたい考えだ。

同組合は2013年10月に地域限定旅行業を取得。組合加盟の旅館ホテルからアイデアを募り、ツアー商品を策定、今回「讃岐琴平の旅+(プラス)遊」として商品化し、9月催行分から販売をスタートさせた。

商品は「徒歩」「タクシー」「体験」「バス」の4つに分類され、全12プラン。なかでも同組合がおすすめと話す徒歩プランは、琴平町のまちなかを案内人とともに地域の伝統と歴史を感じながら歩く。旧金毘羅大芝居「金丸座」の奈落見学と歴史巡りや、幕末期に坂本龍馬ら勤皇の志士らが訪ねた史跡巡り、金丸座と歌舞伎絵看板巡り、善通寺市内での善通寺と明治時代の遺跡巡りを用意した。いずれも毎日2回催行で料金は2人参加の場合、1人3千円。

金丸座

案内人とともに金丸座を
訪ねる旅行商品を造成

タクシープランは食から自然まで幅広い設定。讃岐うどんとスイーツの名店を訪ねるコースや、満濃池とまんのう公園、4カ寺でのプチ遍路体験、徳島に足を延ばし祖谷のかずら橋と大歩危峡舟下りを楽しむ4プランがある。

体験プランは和三盆とうどんの制作を用意。バスプランはうどん巡りを平日、休日で別バージョンを設定した。

設定期間は16年3月まで。最少催行人員は2人(うどんバスは1人から運行)。まだスタートしたばかりで告知が不足しているため、10月中旬以降にウェブサイトでの情報掲載で周知を図る。

問い合わせは、同組合 電話0877―75―3493。

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