観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

新潟・長野6駅からの旅(1) 佐渡・信越高原

佐渡でトキとアートを堪能 日本を代表する高原リゾートへも

北陸新幹線の開業で関西方面から注目を集めているのが新潟県・佐渡。

上越妙高駅から近い直江津港―佐渡・小木港間に4月21日、佐渡汽船の高速カーフェリー「あかね」が就航する。両港間をこれまでより1時間早い100分で結ぶ。佐渡では、小木港のたらい舟や佐渡金山、トキを保護繁殖し観察もできるトキの森公園など見どころが多い。新潟交通佐渡が島内をめぐる定期観光バスを運行しており、歴史と文化と自然に彩られた佐渡の魅力を体感することができる。

佐渡トキ

近くなる佐渡では
ぜひトキを観察しよう

北陸新幹線を使った【佐渡ルート】は、佐渡から新潟市へと渡る周遊コースが設定できるのも魅力的。

アートツーリズムという言葉を生み出した3年に一度の国際芸術祭「大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ2015」が今年7月26日―9月13日の期間に開かれる。上越妙高駅からアクセス可能な越後妻有地域一帯で開かれる世界最大級のアートイベントだ。芸術祭のパスポートは前売で大人3千円。

上越妙高、糸魚川、飯山駅は、日本を代表する高原リゾートへのアクセス口にもなる。上越妙高駅からは妙高高原、糸魚川駅からは白馬エリア、飯山駅からは黒姫高原や野沢温泉などが近い。上越妙高駅発でアクセスバスの妙高・黒姫・戸隠ライナーが土休日を中心に運行している(1500円―3500円)。

この【信越高原ルート】も北陸新幹線で自然を楽しむことができる。

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