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淡路花博花みどりフェア開幕 島全域が舞台

イベントは200以上 島の魅力前面に5月末まで

淡路島全島を舞台に展開される「淡路花博2015花みどりフェア」が3月21日に開幕した。5月31日までの72日間、淡路、洲本、南あわじの3つのメーン会場と島内各地43カ所のサテライト会場で花と自然に彩られた多彩なイベントが催される。

同フェアは2000年に淡路島で開かれた国際園芸・造園博「ジャパンフローラ2000」から15周年を記念したもので、10年の「淡路花博2010」からも5周年を迎えることから充実した内容に。前回の淡路花博の舞台だった淡路市の国営明石海峡公園・淡路夢舞台に、洲本市市街地と南あわじ市の淡路ファームパーク・イングランドの丘を会場に加えるなど、島内全域に規模を拡大して淡路島の魅力を前面に打ち出した祭典に生まれ変わった。

主催する淡路花博15周年記念事業実行委員会には兵庫県や淡路、洲本、南あわじの淡路島3市のほか島内の観光、交通、農商工団体などが一堂に集結。地元では観光面での期待が大きく、今春の関西圏の大きな観光イベントとして地域一体で準備が進められてきた。

フェアのキャッチフレーズは「人と自然の共生のステージ」。花と緑、地域の暮らし全体をテーマに、全島民あげた祭典として盛り上げを図る。期間中のイベントは全会場合計で200以上催され、来場者目標は300万人を見込んでいる。

イングランドの丘

フェア期間中、島内は花でいっぱいに
(写真はイングランドの丘に咲く菜の花)

フェア各会場は「花みどりフェアパスポート」を使ってめぐりたい。淡路会場の国営明石海峡公園と淡路夢舞台温室「奇跡の星の植物館」、洲本会場の市立淡路文化史料館とウェルネスパーク五色・菜の花ホール、南あわじ会場の淡路ファームパーク・イングランドの丘とうずの丘大鳴門橋記念館・うずしお科学館の6施設の入場券が付いたもので、料金は大人前売1500円(当日1800円)、子ども前売400円(当日500円)と通常利用の半額以下で6施設を利用できる。島内150施設以上で入場料や飲食料割引などの特典が受けられるクーポンも付いており、島内観光の手助けになってくれるすぐれものだ。

メーン3会場間は土日祝日にルートバスが運行。直行バスや路線バスで各会場間を便利に移動できる。1日フリー乗車券(大人1千円、子ども500円)を使えば乗り降り自由で利用できる。

フェアについて詳しくは公式HP(http://www.awajihanahaku2015.jp/)へ。

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