祖谷のかずら橋、来年1-2月に架け替え 3年に一度の機会
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作業風景を眺める
徳島県三好市の国指定重要有形民俗文化財「祖谷のかずら橋」が2015年、3年に一度の架け替え期を迎える。工事期間の1月13日―2月末は通行はできないが、架け替え作業という貴重な風景を眺めるチャンスだ。
祖谷のかずら橋は、重さ約6トンのシラクチカズラで作られた昔ながらの吊り橋。平家の落人がいつでも切り落とせるように天然素材を使ったという説もあり、地元に伝わる平家伝説とも相まって秘境・祖谷の存在感を際立たせるスポットとして年間30万人超の観光客が訪れる。
天然素材のため観光客の多さから劣化しやすく、3年に一度の架け替えは必須。3年前は奥祖谷の二重かずら橋とあわせて3つのかずら橋が一度に架け替わった。
シラクチカズラは年々調達が難しくなっているが、今回も長さ45メートル、幅2メートルもの大きさの橋が架け替わる。伝統の吊り橋が生まれ変わる光景は過去と未来をつなぐ貴重な一場面となる。
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