霊峰白山望む「祈りの道」 寺社つなぎ観光で連携/福井
13/05/21
5市町で旅行素材生み出す
北陸に強大な存在感を示す霊峰白山。その昔から信仰の中心地として地域の人たちに崇められてきた。白山を望むあわら市と坂井市、勝山市、永平寺町、加賀市は連携し、この地ならではの宗教文化を観光資源と捉えた「越前加賀宗教文化街道―祈りの道―推進協議会」を組織、取り組みを進めている。
5市町には勝山市・平泉寺白山神社や永平寺町・永平寺、あわら市・吉崎御坊、坂井市・瀧谷寺、加賀市・山ノ下寺院群といった寺社が点在。これらの資源をつないだ観光ルートや、地域の食材による報恩講料理や精進料理など宗教にまつわる料理を開発し、旅行商品の造成につなげていく。