海山里の体験メニュー 京丹後市
12/03/28
地域を肌で感じる 6町の個性がぶつかり合い
京丹後市は海に山にと自然の宝庫だが、2004年に6町が合併して誕生しただけに個性も豊か。地域を肌で感じたい人におすすめの体験メニューが充実している。
まずは海の体験。「鳴き砂」で知られる網野町の琴引浜ではガイドウオークが通年で行われており、鳴き砂の秘密や環境を学びながら歩く。美しい砂浜を歩くことは心の洗濯にもなるだろう。琴引浜鳴き砂文化館 電話0772―72―5511。
4月になるといよいよ漁師体験が可能になる。丹後町では地曳網体験。年齢を問わず参加でき、力を合わせて精一杯ひきあげる。獲れた魚はお土産にでき、心もお腹も満たされる体験だ。
一方、久美浜町ではドラゴンカヌーに挑戦。春―秋に実施され、8月には大会も開催される。10人の力で海を進めば爽快になること間違いなし。
山・里では、網野町で縄文時代から伝わる藤布体験を。藤布の普及に取り組む「遊絲舎」で自然の繊維である藤布を使ったコースターやしおりづくりから、灰汁たきから機織りといった本格的なものまで体験できる。
そのほか、大宮町では「おおみや小町工房」で野菜や米といった農業体験、弥栄町ではブナ林トレッキングや渓流体験など、個性豊かなメニューがずらりと並ぶ。