一心不乱に「冬」を食らう(2) ブリしゃぶ・カキも存在感
12/11/22
脂の乗った寒ブリをサッと
だが、松葉ガニだけと思うと損をする。丹後には寒ブリという、カニに匹敵する冬の雄がいる。日本海の荒波で締まった身と、ほどよく乗った脂の美味さは食通ならずとも見逃せない。
丹後の日本海沿岸では12―2月、寒ブリの大敷網漁が行われ、体長1メートル、重さ10キロを超える大物を水揚げする。
近年、人気が高まってきたのが「ブリしゃぶ」。宮津市の郷土料理で、最近は冬の名物として観光客の舌を楽しませている。寒ブリの薄造りを昆布だしにサッとくぐらせ、ポン酢でパクッと。天然の寒ブリ特有の甘味と脂、締まった身をシンプルに味わえる。
寒ブリは刺身や照り焼きでも。宮津市や伊根町の旅館ホテルではブリしゃぶのフルコースを2月ごろまで提供している。
京丹後市・久美浜のカキも11―3月が旬。久美浜湾で大切に育てられたカキは、大ぶりで肉厚、濃厚な旨味が特徴で、焼きカキ、カキちり、カキフライでどうぞ。
但馬丹後 旅のおすすめサイト
- 文珠荘【天橋立/京都丹後】
- 宮津温泉ピント湯(宮津温泉組合―京都府のページ)【宮津市/京都丹後】
- 佳松苑【夕日ヶ浦/京都丹後】
- 丹後海陸交通【京都丹後】
- 香住観光協会【香美/兵庫但馬】
- HOTEL KOSHO【豊岡/兵庫但馬】