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小豆島観光に光 ジャンボフェリー神戸便就航で人の流れ創出

ゆったり瀬戸内海クルージングを 10月までは割引キャンペーン

ジャンボフェリー(神戸市中央区)は7月に神戸港と小豆島・坂手港を結ぶ「小豆島ジャンボフェリー」を就航させた。神戸―小豆島の定期便は3年ぶりの復活。京阪神からの人の流れが創出され、小豆島の観光活性化が期待される。

小豆島―京阪神間の定期便は2008年の高速船廃止以来途絶えていたが、昨秋、小豆島町が同社に対して復活を要望。その熱意が実った形だ。

1日3往復、計6便の運航で、所要時間は約3時間。神戸発は朝便が5時40分、昼便が14時、夜便が1時に出発。夜行は高松経由のため7時10分に着く。坂手発は朝便7時20分、昼便16時20分、夜便20時40分発。

運賃は、大人片道1800円、往復2990円。普通車と運転手1人で片道4990円、往復9980円。

利用者からは「神戸から直接小豆島へ行けて金額的にも助かる。明石海峡大橋の下を通るなど瀬戸内海クルージングが楽しめた」という声が。

ジャンボフェリー

坂手港に停泊。
小豆島への人の流れの創出を期待

ジャンボフェリー

船内はくつろげる空間に

8月31日までは、就航記念企画「ふねタダ・のりのり祭り」が実施された。小豆島の参画宿泊施設の宿泊者を対象に、帰り(小豆島から神戸)の普通車と運転手1人の運賃が無料になるというもので、夏期、島内の旅館ホテルや観光施設、飲食店、土産物店、ガソリンスタンドで売上が前年より軒並みアップした。

こうしたことから10月31日まで、帰りの普通車と運転手1人の運賃通常4990円が2990円になる割引プラン「ふねトク・大感謝祭」を展開している。

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