前進続ける阿智・昼神　DMO登録や事業拡大

16/06/30

村全体の観光をマネジメント

地域資源を生かした観光地域づくりを推進する阿智村・昼神温泉郷にあって、第３セクター昼神温泉エリアサポートが観光開発の中心的役割を果たしてきた。着実に成果を上げてきたが、今年に入り、ＤＭＯ登録、事業拡大に向けた社名変更など観光事業組織としての強化が続く。昼神温泉郷はさらなる飛躍へ前進する。

同社は、宿泊拠点としての昼神温泉の存在感向上を図るため、半日バスツアーなど着地型商品の開発を展開。12年にスタートした「日本一の星空ナイトツアー」と連携して２次交通の補完を行うなど「星の村」としてのブランディング強化も図っている。

今年２月には地域経営の視点での観光振興や村全体へのマネジメント拡大など次のステージへのステップアップを視野に、観光庁の「日本版ＤＭＯ」候補法人に登録。観光地域づくりのかじ取り役として、戦略的な展開を図っていく。

さらに５月18日には「阿智☆昼神観光局」へ社名を変更。昼神温泉郷から村内全体へ事業エリアを拡大することがねらいで、長期的な観光振興策の策定から誘客、旅行業、人材育成など一体的に事業を展開する。

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