泊まって体感―日本１位の星空観察ツアー

「星が最も輝いて見える場所」へ

環境省の「星が最も輝いて見える場所」第１位に認定された星空を眺めるナイトツアーが実施されている。昼神温泉郷に泊まる新たな楽しみとして定着しそうだ。

昼神温泉郷のある阿智村は２００６年度、環境省が実施している全国星空継続観察で「星が最も輝いて見える場所」の第１位に選ばれた。村観光協会や宿泊、観光施設などでスタービレッジ阿智協議会を設立し、星にまつわるイベントなどを行っている。

「天空の楽園・日本一の星空ナイトツアー」は、標高１４００メートルのヘブンスそのはらへゴンドラで昇り、人工的な光が一切ない山頂から、専門ガイドによる天体解説を聞きながら手に届きそうな無数の星々を観察するというもの。漆黒の森林をガイドとともに歩くナイト・フォレスト・トレッキングもある。

11月４日まで毎日実施し（９月24日―10月４日は休止）、昼神温泉郷から宿泊客は無料で乗車できるツアーバス「アンタレス号」が19時40分に出発する。ツアー代は往復ゴンドラ料金の大人１８００円、子ども９００円。

雨または曇りの日は、ヘブンスそのはらのロッジ「ステーション・デネブ」で星の映像と、天体に関する神話とロマンのトークバラエティを開催する。

昼神温泉郷 旅のおすすめサイト

• 昼神温泉観光局【長野／阿智】