観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

小豆島・二十四の瞳映画村、木下監督生誕100年でギャラリー改装

二十四の瞳映画村のギャラリー松竹座が今年3月、全面リニューアルオープンした。映画「二十四の瞳」の木下惠介監督の生誕100年と、原作の「二十四の瞳」発表60年を記念した。

二十四の瞳映画村

今年3月にリニューアルオープンした
「ギャラリー松竹座」

二十四の瞳は壺井栄さんの原作で、初の映画化は1954年、高峰秀子さん主演で木下監督作品だった。ギャラリー松竹座では常時、木下作品を上映。新設したエントランスギャラリーでは、木下監督と高峰さんをはじめ、映画監督の山田洋次さんや俳優の北大路欣也さんら24人の著名人による小豆島へのコメントが展示されている。

生誕100年関連イベントとしては今後、木下監督生誕地の浜松市から「舘山寺桜」を移植する。場所は、木下作品の名シーン電車ごっこのロケ地。撮影時は香川県下で屈指の桜の名所だった城山公園にモニュメントを設置し植樹する。

また映画村では、昨年度の日本アカデミー賞の主要タイトルを総ナメにした映画「八日目の蝉」関連展示を継続している。映画は小豆島が舞台で、観客動員が100万人を突破する大ヒットだった。以来、映画の舞台を訪ねる女性が劇的に増え、映画村では映画で使用された衣装や台本、アカデミー賞のトロフィーなどを展示している。

二十四の瞳映画村

「八日目の蝉」で使われた
衣装を展示

「岬の分教場」まで無料で運行しているボンネットバス、オリーブ公園下のオリーブビーチと映画村を片道10分で結ぶ「渡し舟」など、映画村は移動手段も旅情豊か。渡し舟は毎日運航で、料金は片道大人500円。

四国香川 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ