和歌山県が観光復興アクション 672億円で展開
11/12/08
熊野古道「道普請」を拡充 下見ツアーの支援も
和歌山県は復旧、再建の対策として総額約672億円をかけて「まけるな!!和歌山」と題した観光復興アクションに取り組んでいる。
アクションプログラムでは「情報発信」として観光週間事業を実施。復興PRポスターの作成・掲出では「まけるな!!わかやま」を取り入れたポスターを作成し、主要駅やサービスエリアに掲出する。
「世界遺産の保全発動」としては、全国からボランティアを募集し、熊野古道の保全活動「道普請」を拡充。「10万人の参詣道『環境保全活動』」を行う。
「総合プロモーション」では東海3県、大阪、岡山、広島、福岡のメディア、旅行会社、消費者に対してプロモーションを、首都圏では復興した和歌山をPRする「和歌山に行ってみようキャンペーン」を実施する。
また、和歌山県観光連盟では旅行会社の旅行商品造成を促進するため、現地下見費を助成。発地から現地までの交通費、宿泊費、県内観光施設視察費、語り部費用で1営業所あたり2人まで。助成額は1人あたり首都圏が5万円以内、中京圏が4万円以内、近畿圏3万円以内、中国圏4万円以内、九州圏5万円以内。問い合わせは同連盟 電話073―422―4631へ。