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駒ヶ根高原全体が展示物 砂防フィールドミュージアム

歩いて感じる自然との共生

駒ヶ根高原全体を青空博物館に見立てた砂防フィールドミュージアムは中央アルプスと共生する営みを体感できる。

舞台は中央アルプスから流れ出る太田切川周辺。本流脇を流れる黒川沿いの遊歩道を1―2時間で歩く「こもれ陽コース」、大昔の土石流で中央アルプスから運び出された巨石を2―3時間でめぐる「七名石コース」の2つの散策コースがあり、歩きながら駒ヶ根高原の自然や地域の人々の生活文化に触れる。こまくさ橋から太田切川を望み、砂防情報センターで厳しい自然環境との共生を実現する砂防の技術を学ぶコースも。

駒ヶ根観光協会では、団体向けにガイドツアーも設定。ガイドの案内で行く「砂防フィールド体験」、非常食や岩石標本づくり、木の伐採など体験メニューを用意、地元ガイドの案内で知識もより深まる。

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