高知家をぐるり(2) 開幕・まるごと東部博
15/05/18
高知家東部まるごと博覧会は、県東部9市町村を安芸・芸西、中芸、室戸・東洋の3エリアにわけ12月23日まで開催する。コンセプトは「人のおもてなしとジオの恵みにであう旅」。世界ジオパークに選ばれた自然や食、体験、文化、歴史にスポットを当て、その魅力を人を介して伝える。ツアーでは3エリアの魅力の一端を体験した。
歴史と自然 高知東部を体感
安芸・芸西エリアで体験したのは、安芸市内のまち歩き。まちのシンボルになっている野良時計を見学し、江戸時代からのまち並み土居廓中を散策。安芸観光ボランティアガイドの曽我純司さんは「安芸は小京都、江戸時代そのままのまち歩きを楽しんで」。
中芸エリアでは、北川村のモネの庭を見学。画家クロード・モネの庭を忠実に再現している。同園の河野龍哉さんは「スイレンが咲く5月がお勧めです。今年は東部博の力をかりて、入園7万人を目指します」。
室戸・東洋エリアでは、世界ジオパークに認定されている室戸岬周辺を散策。弘法大師(空海)伝説の御厨人窟や乱礁遊歩道が見どころ。
(荒木真人)