高知家をぐるり(1) 龍馬ゆかりの地へ
15/05/18
JR四国と高知県が連携し、このほどプレスツーを実施した。4月29日から始まった高知県東部地域博覧会(高知家まるごと東部博)、幕末の志士・坂本龍馬ゆかりの地などをめぐった。
ファンの聖地で龍馬を知る
高知へは、山陽新幹線と特急南風を使って大阪から約3時間半。まずは路面電車に乗り換えて「ひろめ市場」へ向かった。市場といっても大きな屋台村のよう。飲食店約40店と土産物などの物販店約20店が混在する。漁師料理・明神丸に入った。県が進める高知家の食卓事業の県民総選挙で、県民からおススメ店に選出された人気店。一世帯当たりの消費量が断トツ全国1位を誇るソウルフード、カツオのたたきを食べた。
坂本龍馬記念館は、龍馬の手紙や資料を多数展示し、歴史上の人物の中で高い人気を誇る龍馬ファンの聖地。2010年の大河ドラマ「龍馬伝」や龍馬関連イベントなどの効果でさらに注目を集め、3年後をめどに新館を増設する計画もある。
宿泊したホテル南水は、龍馬が育った屋敷跡に建つゆかりのホテル。ロビーには龍馬の肖像画が掲げられ、関係書籍は300冊も揃う。ホテルに近接してファン必見の龍馬のうまれたまち記念館があり、一帯は史跡などが点在する。
(荒木真人)