本場和歌山で幻の魚・クエを食う(2) 日高
12/11/05
最後に訪れた日高町はクエの本場。今年はもう終わってしまったが、10月第1日曜日に大漁祈願を神輿にして「クエ祭り」を開くほどクエに由緒を持つ。
天然は冬こそ旬 JRはプラン設定
紀勢本線・御坊駅から車で20分、観光旅館岬では天然のクエのフルコース料理をいただいた。「26キロのクエを調理しました。だいたい40人前くらいは取れます。クエは捨てるところがほとんどなく目玉も食べられます。天然ものは鍋が濁りません」と同館の冨田晃行さん。確かに鍋が濁っていない。
同席した日高町観光協会会長の金﨑昭仁さんは「クエの町・日高町というのが少しずつ広まり、クエを知る人も年々増えてきましたが、クエを食したことのある人はまだまだまだ少ない。これからです」と意気込む。
JR西日本和歌山支社長の半田真一さんや広報部の齋藤拓司さんは「JRではお得なクエのプランを用意してお待ちしております」。
さっきまで、もうクエないと思っていたけれど、あの味を思い出すとまだまだクエそうな気が...。
(荒木真人)