こころ結ぶ東北観光博へ(2) 仙台・秋保・作並ゾーン
12/04/27
宮城県の仙台・秋保・作並ゾーンは「伊達の都で伊達な旅」を掲げ、観光、グルメ、温泉などの観光資源がそろう魅力を訴える。
歴史や温泉、グルメも 豊富な資源
戦国武将の伊達政宗をはじめ伊達家が居城した仙台市。市内には伊達家ゆかりの地が点在する。仙台藩62万石の仙台城跡は、政宗の騎馬像近くから市街地の眺望がいい。最近では歴女ブームにあやかり、伊達武将隊も人気を集める。国宝の大崎八幡宮も政宗によって創建され、瑞鳳殿では5月24日に政宗公377遠年忌法要が行われる。政宗の具足(期間限定)など伊達家寄贈の品々を展示する仙台市博物館もみどころだ。伊達家ゆかりの地めぐりは、このゾーンの旅のサロンがある仙台駅が起点のループバス「るーぷる仙台」が便利。
市内には秋保温泉と作並温泉という2大温泉地もある。このうち秋保温泉は市街地にもっとも近い上、自然も豊か。秋保大滝などの景観を楽しめるほか、温泉街に近い名取川の渓谷では新緑の時期(5月中)にライトアップが行われる。創業400年の岩沼屋は大浴場や露天風呂、家族風呂など多種多様な湯をそろえる。四季折々の食材を生かした食事も高評価。
仙台で食と言えば牛たん。濃厚でジューシーな味わいは、さすが発祥の地。仙台市内に複数店を構える伊達の牛たんでは新たに「牛たんせんべい」(630円)を開発。立ち寄り時には牛タンの試食も。
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