こころ結ぶ東北観光博へ(3) 上山・天童・山形蔵王ゾーン
12/04/27
山形県の上山・天童・山形蔵王ゾーンは「ココロに効くカラダに効く 時速4キロメートル○○(ほにゃらら)の旅」がコンセプト。
歩き観光でパワーアップ
先に紹介した仙台・秋保・作並ゾーンとは、古くは作並街道と関山街道と呼ばれた国道48号線や、山岳景観を楽しめる蔵王エコーラインなどで結ばれる。エコーラインは今年で開通50周年を迎え、4月下旬に通行可能になる。GWは回廊のような雪の壁の中をドライブできる。蔵王では、蔵王ハイラインを利用して蔵王馬の背と五色岳の中間に位置する火口湖「お釜」をぜひ訪ねたい。山岳インストラクターが同行するトレッキングも通年で実施している。
歩き観光では、蔵王高原坊平やかみのやま温泉で、健康づくりのために行われているクアオルトウォーキングもお勧め。クアオルトウォーキングとは、気候性地形療法と訳されるドイツの健康増進法。心臓循環器系のリハビリに効果があるとされ、8コースが設定されている。今年3月にはヘルスツーリズム大賞も受賞している。
昨年開湯100年を迎えた天童温泉。武者姿に扮した人が駒になる人間将棋が有名だが、これからの季節はフルーツ狩り。特産のサクランボ狩りは6月にスタート。織田信長を祭神とする建勲神社など歴史散策もボランティアガイドでこれからがベストシーズンだ。花笠音頭の「めでた~、めでたぁ~の若松さまよ」で知られる若松寺は、縁結びの観音様として当地の復興シンボル的存在。
そば、芋煮など食も豊富だが、天童ホテルでは朝食バイキングに「朝から素敵」と題して焼きたてのステーキを提供する。旅をフルに楽しむパワーが朝から充填されそう。
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