立山黒部に春が来た(2) 立山ロープウェイ
12/04/13
立山黒部アルペンルートは高山ならではの清々しい空気と美しい景観に満ち溢れている。シーズン中は、この大自然が魅力に迫ってみたい。
新客車が登場 天空の大パノラマが一面に
富山県側から入るとまずは美女平へ。ブナや立山杉が林立する森は、春―初夏の新緑が見どころだ。最高地点付近まで上ると室堂。夏は立山を水面に映すミクリガ池や高山植物を見に行こう。
大観峰から黒部方面へは立山ロープウェイで。標高2316メートルの大観峰から標高1828メートルの黒部平を約7分で結ぶ。
4月10日には新型客車が登場。デザインが一新され、安全性や乗り心地の向上が図られた。ワイド化された視界からは、眼下に広がる大自然のパノラマが堪能できる。特に秋の大観峰の紅葉は一面に色鮮やかな世界が広がり、見逃せない。
黒部ダムから扇沢を抜けると長野県側・信州大町へ。ポイントによって見どころは様々で、訪れる人を飽きさせることはないだろう。