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兵庫・三田「ちょい旅」(2) こにし観光園

11/09/09

三田市西部に車を走らせると、夏は緑、秋は紅葉の豊かな山々と田畑、清らかな水が流れる渓谷といった懐かしさを感じさせる風景に出会う。その羽束川渓谷沿いにあるのが「こにし観光園」。この自然と懐かしさを存分に体験させてくれる癒しの空間だ。

匠の体験と秋の味覚に舌鼓

清流の恵みに触れられるのが、アユとアマゴのつかみ取り体験だ。園内に流れる川を泳ぐアユやアマゴを、川に入って直接キャッチ。川の清々しさと魚との触れ合いを体感できる。アユは6月中旬―9月中旬まで、アマゴは4―6月上旬と9月に体験可能。

工芸に親しめる、題して「匠の体験」も4コース。粘土細工で食器やおもちゃ作りに挑戦する陶芸体験、自分だけのキーホルダーやストラップをつくる樹脂粘土体験のほか、ステンドグラスたいけんと草木染にも挑戦できる。収容人員はコースによって異なり、25―120人。

こにし観光園

陶芸体験で食器や
おもちゃづくりに挑戦

これら体験は食事とセットにして提供。国産黒毛和牛の炭火焼(4千円から。外国産牛肉のコースは3700円)、国産黒毛和牛のすき焼き(5700円から)、9―11月限定のぼたん鍋(5千円)といった地域の食が味わえ、各種体験のうち1つと組み合わせる。つかみ取り体験を選択したら、取った魚は焼いて調理。新鮮な味わいがたまらない。

また、9月末―11月初旬の松茸料理とすき焼き(1万円から)は、体験はつかないが季節の旬を存分に味わえる。

利用は要予約。問い合わせは、電話079―569―1191。

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