三河の旅へいざ出陣(2) 竹島水族館に興味津々/蒲郡
16/10/28
昼食後に案内されたのが蒲郡竹島水族館。入館料は大人500円。昨今の大規模水族館に比べ、とても安い。入ってすぐ右側に青いザリガニが展示してあった。そこらの小川や田んぼでもまれに見つかるという手書きの解説ポップも目を引く。
"日本一読まれる解説"がおもしろい
新しい館長のもと、展示テーマや展示法を改善してから、入館者を増やし続けている。各担当者による手書きの解説ポップも新たな展示法の1つで、今では日本一読まれる解説を自負している。
水槽がいい。昨今の水族館の巨大な水槽を見慣れた目に、小さな水槽が延々と並ぶ様子がとても新鮮。ウツボの団地住まい風の展示法など、とても面白かった。水槽は車イス利用者や子どもが見やすいように低い位置に配置しているそう。平均的な見学時間は1時間。
水族館に近い、中部地方を代表するテーマパーク、ラグーナテンボスは長崎・ハウステンボスの姉妹施設。広々した屋外プールは、まだ営業中だった。海産物のお土産ショップでの買い物や食事、湾内クルーズで滞在時間は2―2・5時間が目安。テレビアニメ、ワンピースに登場するサウザンド・サニー号での湾内クルーズは30分ほどで大人1200円、子ども500人。
今年、園内にオープンさせた劇場で、ハウステンボス歌劇団が毎日2回の公演を行っている。比較的年齢の高い女性客に好評だという。
宿泊は蒲郡三谷温泉の明山荘。蒲郡産の天然アカザエビをメーンに据えたプリンセス御膳の夕食で歓迎を受けた。
(阿部政利)
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