DCで際立つ北陸秋冬の旬(2) 富山・石川・福井3県めぐる
15/11/18
富山県射水市の新湊では、全国的に珍しい昼セリを見学。この日は、ベニズワイガニなどがセリにかけられていた。「新湊紅白丼」は9―5月のカニ漁期限定。プリプリの白えびと紅ズワイガニを同時に味わうスペシャル丼だ。
地域の歴史文化を"掘り起こし"
石川県金沢市では、北陸新幹線開業効果で平日の早朝でも多くの観光客が訪れているひがし茶屋のまち歩きを体験した。金沢ボランティアガイドの中山善壱さんは「川沿いの情緒ある主計町は誰でも好きになっていただけるはず」と自賛していた。
福井県で訪れた一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)は、5年ほど前のテレビCMで脚光を浴びた。「田んぼから遺跡が発掘されたとき、先祖代々の田畑を残すのか、遺跡を保存すべきかを議論したこともありました。今やこんな有名になりました」と朝倉氏遺跡保存協会の岸田清会長。
敦賀市では、大型の鉄道模型ジオラマの展示や北陸新幹線の敦賀まで延伸を想定した映像を流す敦賀赤レンガ倉庫を見学。10月14日のオープンで1905年建造の赤レンガ倉庫を改装した。
北陸DCは12月31日まで。JR西日本の担当者は「秋から初冬にかけて、北陸の魅力が凝縮した旅をアピールしたい」と話していた。
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