八丈島でフリージアまつり 4月5日まで/東京
15/03/25
「八丈島フリージアまつり」が3月21日から始まった。4月5日までの2週間、35万本の色とりどりのフリージアが来島者を迎える。
八丈島フリージアまつりは今回が49回目。桜まつりは全国で数多く催されるが、フリージアまつりは八丈島だけ。ここでしか35万本のフリージアには出会えない。
会場は八丈島空港から車で3分、徒歩でも10分ほどにある八形山会場。満開のフリージア畑越しには八丈島のシンボル、形のいい八丈富士を望む。
フリージアの作付けは3つの畑で約8千平方メートル。そのうち1つの畑では花摘みができる。球根ごと引っこ抜くそうだ。花摘みは来島者限定で1人20本まで無料。持ち帰り用に会場で簡単な包装をしてくれる。
4月4、5日にはフリージアまつりの最後を飾るイベント「フリージア・インフィオラータ2015」が行われる。フリージアの花びらで絵画を描く。
会場はフリージア畑にも近い多目的ホール「おじゃれ」や八丈町役場、空港など。ワークショップも行われる。
島で人気のレストランが一堂に出展し、自慢の島料理を提供する「島めしフェスタ」も同時開催する。
フリージアまつりは八丈島最大のイベントで、期間中は多くの来島者で賑わう。とは言っても昨年のフリージアまつり来場者は3700人。ゆっくりと八丈島の春を楽しめる。
八丈島へは竹芝桟橋から東海汽船で11時間。飛行機はANA便が1日3往復あり、羽田空港から50分。