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活気づくフェリークルーズ(1) 阪九フェリー-新造船2隻投入

15/03/09

関西から九州、四国へ向かうフェリーが元気だ。各社とも新造船投入をはじめハード、ソフト両面で様々なサービス向上策を導入。個人客を視野に新たなフェリークルーズの楽しみを提案している。

大浴場に露天風呂も併設

阪九フェリーは1月22日から新門司―泉大津航路に新造船「いずみ」を就航させた。第2船も4月21日に就航する予定になっている。

新造船は従来船に比べて大型化し、車両全体で約2割キャパシティが増加。客室は個室需要に対応するため従来のスイートやデラックスを大幅に増やし、2段ベッドは従来のハシゴ式から階段式に変更。パブリックスペースには新たに露天風呂を導入した。

1月20日に開いた内覧会で同社の米田真一郎社長は「12年ぶりの新造船となる。その間で培ったアイデアは女性の視点を盛り込んだ内容の船になった。露天風呂や船長と同じ目線で展望できるフロア、賑わいのステージなどを設けた」と話し、新造船の魅力を訴えた。

阪九フェリー

内覧会であいさつする
米田社長

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