花火師がつくる夜空の感動 熊本・やつしろ全国花火競技大会(2)
11/06/29
やつしろ全国花火競技大会について「八代よかとこ宣伝隊」に話を聞いた。
「旅行会社の送客多い大会」
―どれくらいの旅行会社が花火競技大会に送客していますか。
「毎年、80―90社の旅行会社からご送客いただいています。人数はその年によって異なりますが、1万5千―1万7千人です。昨年はバスの台数だけで400台でした。JRで来られるツアーもあります」
―エリア別の送客を教えてください。
「22年度実績では九州エリア内で福岡県7400人、鹿児島県3千人、宮崎県2600人。本州エリアで大阪府90人、島根県30人、広島県250人、山口県580人です」
―花火競技大会の特徴は何でしょうか。
「西日本で唯一の花火競技大会なのですが、まだまだメジャーではありません。これから注目される大会になることを期待していますし、そうなるよう頑張ろうと思っています。全国でも珍しいミュージック花火は競技大会オリジナルです」
―旅行会社や一般客から、どのような評価を得ておられますか。
「リピーターのお客様が多いようです。最近の傾向として、一度花火競技大会に来られたお客様が今度は会社の同僚の人たちとグループで旅行会社に申し込まれるケースが見受けられます。特に反響が大きいのは音楽に合わせて打ち上げられるミュージック花火です。毎年音楽も変わり、花火の打ち上げ方も趣向が凝らされていますので、見る人を魅了させていると自負しています」