「坂の上の雲」のまち松山へ(2) 松山はいく
11/03/30
松山市では新しい旅行商品として「俳句」と「ハイク(まち歩き)」をセットにしたまち歩きメニュー「松山はいく」をつくり、観光客に利用を呼びかけている。
子規や漱石が歩いた道をたどり一句 専属ガイドと行く9コース
市内の俳句のスポットや隠れた名所などを専属ガイドとともに巡る9コースを用意。松山を知り尽くしたガイドの案内で、正岡子規や夏目漱石が明治時代に実際に歩いた道をたどって一句詠み、砥部焼の絵付けを楽しんでもらうというコースも。街中に「季語カード」が設置されており、ガイドによるレクチャーもあるので、俳句初心者でも気軽に参加できる。
「道後で5つの"しき"を感じる」コースでは子規たちが句にした道後温泉の風物を目で確かめ、感じて一句したためるといった内容。湯釜薬師、湯築城跡、湯神社・分湯場、道後温泉本館、道後温泉商店街、熟田津の道をめぐり、水口酒造でオリジナルラベル作り体験ができる。
このほか、松山の和菓子文化を紹介する「子規と漱石が愛した松山スイーツ」、漱石のお風呂通いコースをガイドと一緒に歩く「子規と漱石の松山はいく~お城下から道後温泉へ」、道後の名所・旧跡をたどる「道後・朝はいく~あの老舗旅館で一服」、子規が幼少時代に通った道をたどる「子規の青春はいく」など、多彩なコースを用意している。
所用時間は2-3時間。料金は1人1千-3千円。
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