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福井県、「恐竜王国」で徹底ブランディング

県立恐竜博物館軸にファミリー層から支持

「恐竜王国」を標ぼうし、観光ブランド化を進める福井県。恐竜の化石発掘が近年相次ぎ、県立恐竜博物館はファミリー客の支持を集める。独自キャラクターも登場し、新幹線開業後、観光熱が高まる北陸にあって独特な存在感を放っている。

2000年に県立恐竜博物館が開業して大ブレイク後、「恐竜=福井」というイメージが徐々に浸透。県はこれを機にブランド戦略を描き、昨年、県で発掘された「フクイラプトル」など恐竜をモチーフに県内23市町の地域特性をかけあわせた恐竜ちっくなキャラクターたちが住む架空の世界「ジュラチック王国」を誕生させ、PR活動を展開している。なかでも中心キャラクターのラプト、サウタン、ティッチーはぬいぐるみをはじめ様々なグッズとなり、福井県土産として定着してきた。

福井恐竜観光の拠点、勝山市の県立恐竜博物館では、10月10日まで開催しているティラノサウルスとトリケラトプスの近縁の化石などを展示する特別展「恐竜の大移動」が過去最速で特別展入場10万人突破を記録するなど、今夏も絶好調。楽天トラベルの今夏の家族旅行人気上昇ランキングで、福井県永平寺・勝山・大野エリアを3位に押し上げるなど相変わらずの強さをみせている。

福井県立恐竜博物館

福井県立恐竜博物館が
恐竜観光の拠点

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