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歌とおもちゃで童心伝えて20年 わらべ館/鳥取

7月7日に記念イベント

鳥取市の童謡・唱歌とおもちゃのミュージアム「わらべ館」が今年、開館20周年を迎える。展示と体験で子どもたちに夢を、大人には童心に帰るような懐かしさを与えてきた。今後も様々な企画で暖かい心を伝え続けていく。

同館は童謡・唱歌のふるさと鳥取市のシンボル施設として1995年7月7日に開館。鳥取市は唱歌「ふるさと」の岡野貞一をはじめ多くの作曲家のふるさとで、89年に世界おもちゃ博覧会も開かれたこともあり、これを顕彰する役割も担っている。旧鳥取県立図書館の外観を復元したレトロなムードも魅力の1つになっている。

館内は1―3階までが懐かしの世界。1階の童謡の部屋にはわらべうたや唱歌、童謡から現代まで子どもたちを包んできた歌を展示と体験で紹介している。2―3階はおもちゃの部屋で、おもちゃの動きを学ぶコーナーや広場、工房、懐かしのゲームやからくり人形の展示など子どもから大人まで楽しめる空間が広がっている。

わらべ館

懐かしの教室で唱歌を

20周年を記念して同館では新しいロゴマークを設定。けん玉など往年の玩具や音符に彩られたマークで節目の年を祝う。開館日の7月7日には記念イベントも開催予定。春にはゴールデンウイークを中心に、企画展や体験イベントを充実させている同館らしくおもちゃづくり体験や昭和、子どもの遊びがテーマのイラスト展など様々な企画が催される。

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