朝夕の特急列車増発　ＪＲ、北近畿現地での滞在時間を長く

海の京都や城崎への旅が便利に

鉄道での北近畿への旅はＪＲの春のダイヤ改正で便利になった。現地での滞在時間延長につなげようと、朝夜の特急列車を増発。ゆっくりと北近畿周遊を楽しんでもらう。

京都と城崎温泉を結ぶ特急「きのさき」は、７時32分京都発下り列車を増発。この「きのさき１号」は従来より約１時間早い便で、綾部・福知山には８時台に到着、京都丹後鉄道「たんごリレー１号」乗り継ぎで天橋立には９時30分着と「海の京都」に早い時間での到着が可能になった。

但馬へも豊岡に９時42分、城崎温泉へは９時52分に到着。これまで京都方面から城崎温泉に一番早く着く便は福知山で乗り換え「こうのとり１号」の10時58分着だったが、これで現地での滞在が余裕をもって楽しめるようになった。

また、夜には福知山発新大阪行きの上り特急「こうのとり28号」が登場。福知山を20時22分に出発し新大阪には22時６分に到着する。さらに、北近畿に乗り入れる特急「きのさき」「はしだて」「まいづる」の一部列車において綾部駅の設備改良で所要時間を１―４分短縮するなど旅の利便性向上に取り組んだ。

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